デジタルソリューションのリーダーであるH3Cは、日本の「GIGAスクール」構想において高速かつ大容量通信ネットワークを一体的に小・中・高等学校へ導入し、子供たちの創造性を育む教育を実現できる最適なICT環境の整備に向けて、地方自治体が実施した案件を落札した。
ICT環境整備により教育革新を駆動する「GIGAスクール構想」
同社は最新のWi-Fi 6無線アクセスポイント製品と、PoEスイッチ、クラウド管理サービス「OASISプラットフォーム」を活用するCloudnetソリューションの組合せで受注し、高性能無線ネットワークとインテリジェントクラウド運用・保守管理サービスを提供している。それは、文科省が打ち出した「全国の学校を高速インターネットと高品質のデジタル学習サービスへの接続を目指し、全国の学校に高速大容量の通信環境を提供する」GIGAスクール計画に合致する。
H3C Cloudnetソリューションの配備により、地域の教育部門は、1つのインテリジェントクラウドO&M管理プラットフォームで多数の学校の有線および無線ネットワークの統合管理を担当することが可能になる。クラウド集中管理型のCloudnetソリューションは、ユーザー/パートナーが全体の配備プロセスをクラウド上での遠隔実行を可能にし、時間とコストを大幅に削減しており、ネットワーク管理の効率を向上させた。
今後、H3Cは本件をきっかけとして、日本において「有線スイッチ製品および無線LAN製品を含む統合ネットワークサービス」Cloudnetソリューションの展開を始めた。そして、多様なニーズとユーザーエクスペリエンスを向上するため、H3Cの技術チームは異なるさまざまなシナリオに適応可能な使い勝手と、無線ネットワークパフォーマンスを最適化している。例えば、ネットワークは、正常/異常以外の状態を含め、機器やシステムを健康度指数として可視化する事で、信頼できる運用情報として提供できることを期待している。
H3Cは日本市場への進出により、先端製品とサービスを提供しながら日本のデジタルトランスフォーメーションと一緒に成長していくことを目指している。「『Shaping the Digital Future for a Better Life(より良い生活のためにデジタルの未来を形作る)』という理念を持ち、イノベーターに専念し、日本市場の重要な一環としてデジタル経済を推進しつつ日々の生活を向上することに役立ちましょう」とH3Cの国際事業担当プレジデント兼シニア・バイスプレジデントのGary Huang氏が述べた。